市民協働
「種から育てる活動が社会の問題を解決する」
種から育てる庭づくりを公園で行うようになり、発見した事実。
◎種まきは誰でも出来る
◎まき方は失敗しても何とかなる
◎多世代が交流するのに便利なイベント
◎自分でまいた種には愛着がわく
◎種から育てた花を花壇に植える時は我が子を送り出すようで誇らしい
◎家庭でも種を収穫してまきたくなる
◎家庭で育てた花の種や苗の交換が始まる
◎植物の情報交換をしながら継続的に花を育てる人が増える
種まきはコミュニティを作り、街に花が増え、心を豊かにします。
公園を中心に園芸が広がる文化を育ててみませんか?
園芸活動コミュニティ
奥殿ガーデンクラブ〈2019年4月〜 〉
奥殿ガーデンクラブは奥殿陣屋 花ぞの苑の中に作られた北欧風庭園を育てる活動です。一年草の種まきや花の手入れなどを通して、体験をしながら育てることを学び、植物を通じて人とつながるコミュニティを作ります。
奥殿ガーデンクラブの活動日は毎週火曜日。四季を通じて種まきや庭の手入れをする活動です(8月、12月、1月はお休み)
よさみジャルダンクラブ〈2012年4月〜2018年3月〉
フローラルガーデンよさみの植物栽培を支えている園芸ボランティアの会を「よさみジャルダンクラブ」といいます。
毎週金曜日に集まるボランティアさんは当初5、6人でスタートしましたが、年々数が増え、今では毎週20人近い人が集まって作業するようになりました。長く参加している人が手際良く準備を進め、慣れていない人も巻き込んでパワフルに苗づくり。種まきからポット上げ、植込み、種取り。大勢の方が楽しくあっという間に作業が進みます。時々は、除草作業や花壇の植込みを行って園内整備にも関わりながら、ヨーロッパから仕入れた種や珍しい宿根草などの栽培を取り入れて、植物を種から育てる楽しさと新しいものに出会うワクワク感をみんなで共有しながら公園を盛り上げてくれています。作業後のお茶会は思い思いにおしゃべりして話が弾みます。
What is YOSAMI JARDIN CLUB ?
よさみジャルダンクラブって?
公園でのボランティアというと草取り中心の楽しくない作業が多いと思いませんか?どうしたら楽しく作業ができるか。新しいメンバーに入ってもらいやすいか??参考にしたのは英国ナショナルトラストのボランティア。公園管理の仕事が決まってすぐにイギリスへ行き、ガーデンをリサーチ。そこでわかった結論は・・・。「楽しいお茶の時間があること」でした。「おいしいケーキは必需品!」だそうです。最近のジャルダンクラブは苗づくりがメインの作業。植物を種から育てる細かい作業もおしゃべりしながら手際良くこなしていきます。初対面でもすぐに打ち解け、自由に仲間と一緒に楽しめる、そんな雰囲気を作ってくれる「お茶の時間」はイギリス人の知恵ですね。
*「庭と暮らしvol.6/2013年11月」より*

ほぼ1年中苗づくり。夏休みは親子で種まきすることも

一般の人に園内栽培の苗を植えてもらうイベントのお手伝い

秋の恵泉蓼科ガーデンへ研修旅行。国内で見られるイングリッシュガーデンを体験

園芸講座で植物や庭について学びます