庭仕事講座

「フローラルガーデンの庭仕事」H28年12月16日の内容です。次回は1月20日「多年草の増やし方」株分けとさし木。
■ フローラルガーデンの庭仕事講座/毎月第3金曜日 10:00〜11:30
イギリスのガーデン本を読み解きながら庭目線の園芸基礎知識を学ぶ勉強会。
園芸と庭づくりの基礎を学ぶとともにフローラルガーデンの植物について説明します。
〈講師〉 ケイズガーデン 近藤かおり(フローラルガーデンよさみチーフガーデナー) 
〈定員〉70名 〈参加費〉 無料
*お申込みはフローラルガーデン事務局0566-29-4330またはinfo@garden-yosami.jpまで


イングリッシュガーデンのコンテナ

「コンテナで楽しむ小さな庭」鉢植えで育てる植物

What is container gardening ?〜 コンテナガーデニングって何? 〜
コンテナガーデニングはあなたの園芸の幅を広げます。毎日庭仕事出来なくても、広い庭が無くても、おいしいハーブやワイルドストロベリー、夏に涼しげな白い花を楽しむことが出来ます。どんな所でも、もちろん室内でも、小さな喜びを感じさせてくれるでしょう。
by Stephanie Donaldson

1、 コンテナの種類
どんなコンテナを選ぶかはどこで使用するかが重要なポイントになります。重さや質感、コンテナの素材により様々な選択肢があります。

①テラコッタ
〔利点〕時間が経つほど味が出る
〔欠点〕重い、霜により破損する可能性あり

②木製コンテナ
〔利点〕色や素材感で雰囲気を変えることが出来る
〔欠点〕塗装など時々メンテナンスが必要。時間の経過とともに朽ちていく

③石製コンテナ
〔利点〕耐久性があり、魅力的なデザイン
〔欠点〕とても重く、高価

④鉄製ポット
〔利点〕メンテナンスフリーで多目的に使用出来る
〔欠点〕動かすのに重い

⑤ブリキ製カン
〔利点〕動かしやすい。ファッショナブル
〔欠点〕穴を空ける必要がある。 時間の経過とともに朽ちていく

⑥ファイバー製コンテナ
〔利点〕軽い。時間経過した様な見た目で見栄えが良い
〔欠点〕短命

⑦バスケット
〔利点〕軽い。魅力的な素材感
〔欠点〕湿気により朽ちる

⑧その他(靴、タイヤ等)
〔利点〕見た目が楽しい
〔欠点〕短いサイクルで交換が必要

2、土の種類
どんな培養土を選ぶかによって植物の成長の仕方が異なります。

①スタンダード培養土
ピートモス主体で水持ちと排水性を良くしたもの。通常肥料も入っている

②酸性培養土
ピートモス主体でphを調整していないもの。ツバキやエリカなど酸性好きな植物用

③ピートフリー培養土
ピートモス以外をベースにしているもの。*環境保全のため

④黒土ベース培養土
肥沃な黒土をベースにしている。微量要素や肥料分を黒土から補える。ピートモス主体より重い

3、コンテナ栽培の基本
①コンテナの中の環境
コンテナは限られた環境の中で植物を育てます。地植えでは土の中に水分や肥料分が蓄えられていて植物が手に入れやすい環境になっていますが、コンテナでは水分は不足しがちで、肥料分も意識して補う必要があります。特に野菜や花を繰り返し咲かせる一年草やゼラニウムなどの多年草は、有機質の多い肥料持ちの良い土で定期的に肥料を補いながら育てます。

②水やりとマルチング
水やりには特に注意が必要です。どんなコンテナにも必ず排水用の穴を空け、底に水が溜まらないようにして根腐れを防止します。また、乾き過ぎによるダメージを防ぐため、土の表面に砂利やバークチップ、ワラなどを敷くと良いでしょう。貝殻や割れたテラコッタなども利用できます。

③水やりのタイミング
通常、土の状態や植物が乾いているサインを出しているのを確認して行います。早朝か夕方が水やりのベストタイムです。暑い日中の水やりは植物の根や葉を傷めることがあります。
すでに水枯れを起こしてしまっている植物には日中でも水を与える必要があります。出来ればコンテナを日陰に移動して水やりを行うようにしましょう。

④虫と対策法
⑴アブラムシ
新芽ややわらかい茎にダメージを与えるアブラムシを健康的に減らす方法は、それを食べるハナアブやテントウムシを増やすことです。また、一番良い方法は適度な水圧で洗い流すことです。早めの対策でアブラムシが運ぶ病気にかかるのを防ぐことが出来ます。

⑵ナメクジとカタツムリ
ナメクジやカタツムリは粘液を使って新芽ややわらかい実を夜通し食べ尽します。すべてのガーデナーに嫌われる害虫ですが、ペレット薬を多く使って彼らをコントロールしようとすることは土を汚染することになります。
暗い所に集まる習性があるので、日中鉢底やレンガの下に集まっている彼らを集めて塩水につけて退治しましょう。また、食べ終わったグレープフルーツの皮はかれらの大好きな隠れ家になります。銅のリングをつないで植物に近づけない工夫をすることも出来ます。

4、コンテナの楽しみ方
日本では一般的にコンテナを寄せ植えで楽しむことが多いですが、目的によって様々な楽しみ方があります

①寄せ植え
〔目的〕狭い場所、景色のワンポイントに
〔特徴〕ひとつのコンテナで様々な植物を組み合わせる
〔適した場所〕玄関先、庭のフォーカルポイント

②寄せ鉢
〔目的〕地植え出来ない場所に
〔特徴〕大小様々な鉢にそれぞれ植物を植え(1〜2種類)、組み合わせて庭のような景色を作る
〔適した場所〕デッキ、テラス、コンクリート上

③ハーブや野菜のコンテナ
〔目的〕新鮮な食材調達
〔特徴〕収穫してすぐ料理に使え、実用的
〔適した場所〕窓辺やテラスなどキッチンに近い日当りの良い場所

〈参考文献〉
The Ultimate Container Gardener / Stephanie Donaldson
ORGANIC CROPS IN POTS / deborah schneebeli-morrell


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